戦争
アメリカが仕掛けたイラクとの戦争が始まっている。わたしは戦争に反対だ。ブッシュ大統領のやり方に反感を持っている、罪のない一般市民が犠牲になる、というようなことだけでなく、お金がかかり過ぎるからだ。戦争一日につきどれ位のお金がかかるのか、まじめに専門家に調べてもらいたいが、兵士の食料代だけでおそらく想像もできない程、巨額になるはずだ。
このお金を誰が負担するのだろうか。それはもちろん、アメリカを支持する国の国民が支払うことになるのだ。この国の銀行の負債を今もわたしたちが払い続けているように。価格競争で、日々、厳しい単価で仕事を請け、工夫し努力して削減したコストは戦争で泡となり、さらにとてつもない負担をしいられることになるだろう。フランスとスペインは正しい判断をしたと思う。
日米安保条約、北朝鮮の脅威といったなかでの小泉首相の判断は間違っているとはいえないが、一言、国民の代表として言ってほしい。「我が国は現在、非常に貧乏であり、この戦争には一銭も払えません」と。