誰もが意見を言える
2013年の選挙まではまだ遠い。
音楽家・坂本龍一氏が「さよなら原発10万人集会」で「・・・もちろん諦めずに声をあげていくこと は大事ですが、どうもそれだけでは、政府の耳には届かないらしい。残念ながら。という訳で、こういう大きな集会を催したり、それから、パブリックコメント をじゃんじゃん書くとかですね・・・」と発言しているのを聞き、思い立つ。
内閣府が「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する意見の募集(パブリックコメント)をしているのを知り、コメントしてみた。手続きの参考にしたのはこちら。
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政府が発表した「エネルギー・環境に関する選択肢」の三つの選択肢中から選ぶなら、「ゼロシナリオ」を選択すべきだと思います。
なぜなら、現状よりも原発を増やさない選択肢はこの一つしかないからです。
昨年(2011)9月22日に報告された日本学術会議東日本大震災対策委員会 エネルギー政策の選択肢分科会による「エネルギー政策の選択肢に係わる調査報告書.pdf」にはより細かく、具体的な提案である6つのシナリオが記載されてありました。
脱原発は容易いことではないと思いますが、まずは「脱原発」という国としての目標を掲げ、正面に見据えることにより、今後、もっと建設的で具体的な議論を進めるべきだと思います。
現状の原発運用の安全性においては法整備の必要性を感じます。具体的には、ベントフィルターの設置、活断層上に建設された可能性のある原発運用の禁止、等を明記した法律を早急に定めるべきだと思います。
参考図書:「日本は再生可能エネルギー大国になりうるか」北澤宏一
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意見募集の〆切は8月12日ということです。